Ultras MEIZEN

中学部活サッカーでの最大の目標とする大会、市中大会。
もちろん市中が最大なわけではなく、市中→中信→県・・・と続いていく、中体連の大会です。

例年、７月末にあった「市民タイムス杯」が去年で終了、代わる大会の噂もあったが具現化せず。
また、その後に昨年創設された9-10月MEKA杯も、未だ開催するかしないか不明。
（どうも、今年は松本市がインターハイ会場って事もあり会場が無いって噂も）

という事で、この中体連が最後の大会となる見込みが強いわけです。
つまり、ここで中学部活最後の大会≒部活動最後。
これまでを出し切って、勝ち負けともかく悔いなく･･･としたいものです。

1日目、怪しい天気予報の通り、前夜からの雨が降り続く土曜の朝。
そして5:30に連絡網メール着信。
・・・・ああ、こりゃ順延だなぁ。月曜休めないから見れないなあ･･･
と思いきや「予定通りやります」との事。

個人としては見たい試合が見られる事になって、よかったと思ったけど、
これが大間違いだったと後々知らされる事になろうとは。

会場の女鳥羽中に到着すると、予想以上のBadコンディション。
天候が回復する事を天気予報で見越してか、監督会議ではキックオフを２時間ずらすことに決定。

･･･しかし予報に反し降り止まぬ雨。
それでも試合は開始され、第２試合の明善の試合がやってきました。

20120609_市中大会1日目

相手は女鳥羽中。少年団で言えば松本北の流れを汲む子が多いのかな。
(2012/6/19追記)
ホームの子たちのせいか、このピッチのこのコンディションの状況がわかってる模様。

実はこの試合の前の第4審判をやってた時、本部にいた女鳥羽中の先生・部員が
「雨の時はどっちのが守りやすいんだっけ？」「あっちですよ」「見た目よりあっちの方が厳しいんだっけ」
なんて会話が聞こえてきた。

その言葉の通り（それ以前かもだけど）、しっかりと蹴れない・つなげない明善イレブンに対し、
しっかりと蹴れる・つなげられる、このコンディションにも自信持ってるようでした。
★　×　０－３　女鳥羽中


つづいての試合は開成中。
ここには少年団で一緒だったTSKがいます。しかも堂々のキャプテンマークを巻いての登場。

互いにここは成長を見せてやりたい・・・と思いきや、普段の乾いたピッチでの力がまったく出せない明善イレブン。
軸足が安定せず、メンバーの中でもしっかりボールが蹴れるはずのTORでさえ、ロングボールがあがらない。

しかし相手は違いました。
中信2部下位の明善に対し、中信1部上位の開成中。
普段の練習量の違いでしょうか・・・。聞くところによると、TSKとかは5時台に家を出て行くとか行かないとか。
前後半にそれぞれ3点を献上。
★　×　０－６　開成中


雨はとりあえずあがったものの、粘土質気味のとても水はけがよいとは思えないグラウンド。
女鳥羽中の先生いわく　「夜、日が出てれば乾きます(苦笑)」・・・・

少しでも改善して、精一杯のプレーが出来るコンディションになってほしい。

そして2日目。
・・・・ピッチコンディションは昨日となんら変わらず。ｏｒｚ

20120610_市中大会2日目

1試合目は高綱中。
ここは何度か対戦したことがあるけど、乾いたピッチではポゼッションでは負けないものの、
アタッキングサードでの仕掛けに難のある明善 ｖｓ ロングボールを最終ライン裏に放り込んで足の速いＦＷが仕掛けてくる高綱　で、結果は０－３とかそういう結果でした。

でも内容では決して負けてない、と思って淡い期待も持っていたのですが・・・
前半ではサイドからのクロスにドンピシャヘッドとかで前半終了で早くも０－３。

こんな中でハーフタイムにはN先生の猛檄が飛び、後半は目の色が変わったイレブン。
泥だらけになり、TKMなんかはシンガードを泥の中で無くすくらいの激しい戦いを、
みんな闘志を見せてくれた。しかしそれ以上の失点こそなかったものの得点も遠く、タイムアップ。
★　×　０－３　高綱中

ひとつ気づいた点。
高綱中戦の前の試合、試合前に練習時間がありますが、ドロドロピッチの様子を確かめるようにピッチ内練習をしていた高綱。
反対側のハーフに、明善の姿は見えませんでした。

高綱は、試合前からコンディションに応じた自身の力を試す・出す準備を始めていました。
こういう点も、試合に向かう姿勢というか気持ちの違いを見た気がしました。

そして予選リーグ最終の試合。
3敗同士の一戦となり、4位5位決定戦。つまりこれに勝てば、Ａブロック4位との順位決定戦。
そしてそれに勝てば中信大会へ、という事で、要はトーナメント状態になってしまいました。

相手は、開校3年目、これが創立初めての大会出場となる秀峰。
TKMの知り合いのSSKがキャプテンを務めているようです。

ここまでの3試合よりはボールを持つ、運ぶ時間は多いもののなかなかボールコントロールがままならず、
また相手もゴール前で必死に守りゴールを、シュートを許さない。

そんな中でキーパーへのバックパスを手で取ったと取られたか、ゴール前で間接FKを与える。
カベを越えてきたボールはGK YUYがとめるも、弾いたボールを相手に詰められ痛恨の失点。

その後も惜しいチャンスもいくつかあったものの、最後詰めきれずだったり、
ボールコントロールに手間取るうちにDFに詰められ打てず、守られる、などがつづき、無念のタイムアップ・・・
★　×　０－１　秀峰中

秀峰中には、初勝利をプレゼントしてしまいました。
そして、ここで中体連大会は終了。
3年生にとっては、目標とできる大会はこれで終了となってしまいました・・・。

とにかく、勝っても負けても、もっと大差で負けてたとしても、中信に行けなくとも、
いいコンディションでやらせたかった。

ただし、対戦相手も同じ条件な訳で、
そういう状況で力を出せる技量を持っていなかった、
それだけの気持ちを持って、練習して、技・力を身につける・磨く、
という事をやって来れなかった結果、といえばその通りだけど・・・

結果が同じ敗退でも、「持てるものを出し切った、けど勝てなかった」と思えるような試合をさせたかった。

彼らの試合が見たいばかりで 「多少の雨なら土日にやってもらいたい」、などと思った自分がイヤですね・・・

３年生はこれで切り替えて次のすべきことへ行けるかな･･･

（以下2012/6/19追記）

なかなか仕事が殺人的忙しさで追記出来ませんでした。

3年生、5人のうち3人が「やり残したことがある」気持ちが強かったようで、続けるそうです(*^ｰﾟ)b　
7月終わりにユースリーグ中信2部の試合があるようです。
それまで公式試合は無いようだけど、自らの意思で自ら選んだ道。

また、ドロドロコンディションになるかも知れない。

ここ何年、今までやって来なかった、来れなかった事。
あと1ヶ月ちょっとの間、練習の中でもしっかりやり切って、悔い無きようがんばってほしいもんです。

もちろん、ここで部活に区切りをつけたメンバーも、これからに向かってガンバレ！

明善中サッカー部員ではなくなる日が遠かれ早かれみんなにやってくる。
けど、部員である間はもちろん、生徒である間、
そして卒業してサッカー続けても、他のスポーツや活動を始めても、まだまだ機会あったら見つめていきたいです。

わが子が少年団に入った小4の頃から5年。
なんかみんな家族みたいな感じすらしてます。
保護者のみなさんもね。

みんな、明善ファミリーです！(^。^)

・・・なんかブログ最終回みたいな書き方になってしまいましたが、まだまだ続けるつもりですよ～